「ロゼワイン」の特徴

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ロゼワイン(Vin rosé)は、ピンク色のワインのことです。

ロゼはフランス語で「バラ色」の意味ですが、赤ワインと白ワインを混ぜている訳ではなく、赤ワインや白ワインと同様の製法が用いられます。味は、甘口から辛口まで幅広く、フルーツ感のあるさっぱりした物が多いので、冷やして楽しむのが一般的です。

製法の特徴

(1)セニエ法

赤ワインと同様の製法で作ります。 赤ワインを醸す過程で、短時間醸し液体部分を一部抜き取ります。この時に抜き取られたやや薄い液体部分がロゼワインとなります。

(2)直接圧搾法

黒ブドウを使い、白ワイン製法で作ります。 黒ブドウの果皮の色が白ブドウのものより濃いため、のかについた果汁の色がロゼの色となります。 皮や種との接触時間が無いため、色が薄く、渋みも殆ど無い、爽やかなロゼワインが出来ます。

(3)混醸法

混醸法では、黒と白のブドウを一定の割合でまぜて発酵を行います。 フランスなどでは白ワインと赤ワインを混ぜる事は禁止されていますが、シャンパーニュ地方のロゼにだけは認められています。

色合いの特徴

ロゼワインには「玉ねぎの皮のような」と表現される明るい色から「洗い 朱」、紫がかった濃いピンクなど、様々な色合いのものがあります。ごく淡いピンクのワインは、英語でブラッシュ(blush)と呼ばれることもあります。

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